書き時、産み時

 最近、暑さのせいか、リュウの寝つきがよくない。今日もついさっきようやく寝てくれた。12時回っちゃったのね…。
 これで一安心なんて思っていると、1時間ごとに起きたりする。うう。
 暑さが和らいだら、また以前のように朝までぐっすり寝てくれるだろうか? っていうか寝てくれ!

 この日記、書き出したのがつい最近(リュウはすでに4ヶ月。BCGも終わってる)ってところがちょっと引っかかりどころ。でも、産まれてすぐに育児日記なんて、本当に世の母親たちは書いているのだろうか? 私はとても書く余裕なんてなかった。毎日毎日授乳とオムツ替えと諸々の世話で、あっという間に4ヶ月になってしまった、という感じだ。3ヶ月目に入るちょっと前から、分娩時の様子をノートには記してみたが、それも書く時間を見つけるのが大変だった。きっと、私にとっては今が育児日記をスタートさせる「書き時」なんだと思う。リュウを迎えての最初の数ヶ月は「赤ちゃんに集中せよ」という時期だったのだろう。
 思えば、この歳での出産というのも「産み時」だったのかもしれない。
 小学生のとき、女子生徒だけ図書室で行なった保健体育の授業で、「女の人の大切な仕事とは何でしょう?」という先生の問いに、迷わず「子供を産むこと」と答えた私なのに(事前に保健体育の授業とは聞かされず、妊娠・出産の知識もまったくない状態だったのに)、なぜこの歳まで子供を産まなかったのか。精神的な意味で母になる準備ができたのが「今」だったのだろう。肉体的なことを考えると、もっと早くに作ればよかったと思うが、精神的には今の状態での子育てが私にはベストのような気がする。もちろん、若ければ若いなりの勢いのある子育てもできるだろうが、私はじっくり、マイペースの子育てが向いているみたいだ。これはある程度、年齢を重ねてなければできなかったと思う。 
 つまり、君の母親はそういう「のんびり屋」なのだよ、リュウ
本日の晩御飯:ケチャップライス、味噌汁(オット、仕事で留守のため手抜き)