明日、瞼が腫れませんように

 明け方5時前に突如起き出したリュウに振り回され寝不足。あう…。
 巻き助さん(id:makisuke)より、ご両親がわんさと持って来られたお野菜を貰ってくれませんか、という嬉しいメールを頂戴した。こりゃありがたい、とビュンと駅まで飛んでいった。リュックにたっぷりお野菜を入れてまるで野菜の行商のような巻き助さんから、白菜と聖護院大根とセロリと葱と林檎を戴いた。そのお礼といってはなんだけど古本をプレゼント。ずっと巻き助さんに貰ってもらおうと思っていたものを数冊。
 家に戻ってすぐリュウは昼寝。起きたら家族全員でインフルエンザの予防接種に行こうということになった。が、なかなか起きない…。そろそろタイムリミットというときにようやく起きた(泣いた)ので、それっと家を出た。
 病院は、同じように予防接種を受けに来た家族、カップルなどで大混雑。体温計は待ちの状態だった。診察室に入ってみると、いつもの男先生ではなく女先生。あ、土曜日だから? この先生は注射上手いのかなぁなんて思っていたら、案の定リュウは泣いてしまった。2回目は男先生のいる平日に行くべ。
 その後、西友に行って買い物して帰ったらもう6時。甘えるリュウの相手をしつつ晩ごはんの仕度をしたら、食べる頃には8時を回ってしまっていた。リュウは途中で眠いとぐずり出し、仕方なくそのまま就寝(病院で今日はお風呂なしで、と言われたので)。が、時折泣いては咳をしているのが気になる。
 夜泣きや添い乳をしつつ、リリー・フランキーの「東京タワー」読了。評判があまりにも良すぎて「ホントォ?」などとひねくれた気持ちを幾分抱きつつ読み始めたが、そんな気持ちは涙とともに流れていった。涙が止まらなかった。中学生のときに亡くした母を思い出しては泣き、いつかやってくる自分の「その時」を思っては泣き…。これは息子からオカンへの長い長いラブレターなのだなぁ。リュウはこんなふうに私のことを思ってくれるだろうか。それは自分の「育て方」「生き方」次第なんだよなぁ、なんてことを思いつつ滝のように涙を流しつつ、息子に乳をやる私。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~