思い切り叱った

 あいにくの天気で洗濯もできない。一日洗濯しないと、洗い物の量がすごいことになる。
 ということで、昼間はずっと家にこもりっぱなし。夕方になってオットを迎えに行きがてら、小雨の中をお買い物に。
 改札前でオットを待っていると、赤ちゃん連れのお母さん&お父さん&お姑さんという3人組が目に付いた。ベビーカーはたたんでお父さんが持っていて、その他にも荷物をお姑さんと共にたっぷりぶら下げていた。お母さんは赤ちゃんを抱っこ。そして切符を買いに行ったのはお母さん。赤ちゃん、ずり落ちそうになってた。うーん、お父さんがベビーカーや荷物を置いて切符を買いに行くという選択肢はなかったのか。時折見かける、こういった光景。お母さんは、赤ちゃんとお父さんの両方を育てていかなきゃいけないのね、と改めて思った。
 夜、お風呂をためているとリュウが手桶にお湯を汲んできて台所の床にぶちまけた。「なんてことを! これはいけないこと。もうやっちゃダメだよ!」と厳しい口調で手を強く握りながら叱りつけた。当然号泣。しばらく経ってからもう一度諭すように言い聞かせたが伝わっただろうか。お風呂上り、髪の毛を握ってはむしるような仕草をしているのに気がついた。叱られたストレスだろうか…。
 叱るのって難しい。でも、私はなるべくなら自分の母親がしてきたような叱り方をしたいと思っている。産婦人科の先生が「子育ては難しいことじゃない。親にされてきたことを自分の子にすればいいんだ」とおっしゃっていたことが頭に残ってるからだろう。それが悪いパターンだと問題だけど、一応うちの場合は良いパターンだったと思うので(笑)。同世代の人の大半がそうだったように、うちの母親も子どもには厳しい母親だったと思う。その全てを真似することはとても無理そうだが、少しでも「母親流の子育て」ができるようにしていきたいものだ。